運動を長く続ける

運動を長く続けるためには、やはり日常生活の中で行うことが大切。となると、やはり歩くこと、ウォーキングが手っ取り早く、長続きする運動といえるでしょう。
近年、1日にかなりの距離を歩く農業・漁業の従事者が平均寿命を急激に伸ばしています。また、ゴルフ場のキャディーさんも長寿では定評があります。
一見メタボリック体型でも、血圧や血糖値、コレステロール値が正常で、健康状態が良好なキャディーさんが多いのです。キャディーさんは毎日かなりの距離を歩くため、きちんと抗酸化ができているからです。
健康維持を意識するゴルファーの方は、電動カートに乗らずに歩いてラウンドするようにしてください。

理想的なのは、1日8000~1万歩のウォーキングを週に3、4回行うこと。それを実行し続けると80歳になっても認知機能が高い(ボケない)ことがわかっています。
喫煙者はそれだけで健康維持の上でのハンディを負っています。ぜひ有酸素運動をしてサビ止め能力を上げてください。すぐに息切れするようでしたらタバコの本数を減らすか、禁煙するべきでしょう。

ウォーキングについて

ウォーキングが大切だとわかっていても、なかなか実行に移せなかったり、すぐに挫折してしまったり、という方は多いのでは。そんな方は、まず自分の現状を知ることから始めてはいかがでしょう。病気になる前にできるだけ早い段階で自分の現状を知り、危機感を持って欲しいものです。
そこでお勧めするのが万歩計をもつこと。最初は目標を設定せずに、ただ万歩計をもつだけでいいのです。自分が1日にどれだけ歩いているか把握することから始めましょう。
毎日電車で通勤し、家から駅までと、駅から会社まで、それぞれ5分以上歩いている人は往復で20分間歩くことになりますから、あまり心配ないでしょう。
同様に1日に何度も1階と2階を行き来している主婦の方や、歩いて買い物に行く方も、それなりに歩いていると思います。

子供の運動

最近、運動を嫌うお子さんが増えてきました。子供の運動は、ただ体を鍛えるだけでなく、脳や心の発達にも欠かせないものです。体を動かす楽しさを知れば、より健康で丈夫な体づくりができます。
しかし、子供にエクササイズと言っても難しいですよね。ぜひ、遊びの中で、エクササイズを行っていきましょう。
子供と一緒に行うエクササイズとして、ウォーキングはいかがでしょうか。用意するものも少ないですし、手軽に始められます。
ただ、大人のウォーキングのように、せっせと歩くだけでは子供は飽きてしまいます。近所のいろいろな道を、子供と一緒に冒険する気持ちでウォーキングしたり、途中で公園に立ち寄って遊んだりしてみましょう。
親御さんが小さいころ遊んだ、ケンケンパなどの体を使った遊びを一緒に楽しむのも素敵ですね。意外といろんな部分の筋肉を使いますし、バランス感覚を養うのにもオススメです。

基礎代謝とは

基礎代謝とは、私達が生きていく上で最低限必要なエネルギーのことで、安静にしていても消費されます。
人間は、安静にしていても、心肺機能や脳・内臓・神経・体温調節など生命を維持するためにエネルギーを消費しています。
ですから、基礎代謝を高めるということは、健康を維持することにも繋がっていると言えます。
また、基礎代謝を高めると、特別な運動をしなくてもカロリーが消費されることになるので、ダイエットに有効なんです。
基礎代謝が低下すると、体がエネルギー消費量を抑えようとします。また、エネルギー消費を減らす上に、餓鬼状態に備えて脂肪を溜めようとします。
この状態が続くと、血液循環が悪くなり、冷え性の原因になります。他にも、嫌悪感・倦怠感や精神的にもイライラしたり、女性ですと生理不順などを引き起こします。更に、太りやすい体質に変えてしまうんです。