年代別健康作り②
■30代の健康づくり
30代というと気持ちはまだまだ若いものに負けないと気持ちは若いと思っているかたも多いですが、体は正直なもので、20代とはことなり色々と無理がきかなくなってきます。
また生活環境が大きく変化することが多いのも30代の特長で、体だけでなくメンタルの分でも目に見えない以上サインが出始めてくるのが30代です。
健康診断の結果でも異常所見を表す数値のCやD判定の記号が増えてくるのもこの年代で、20代に無茶をした人ほどそのつけがまわってくる年代といえます。
高齢者の病気と思われることが多い痛風(高尿酸血症を含む)は30代がピークというのをご存知でしょうか。
この病気は生活習慣が大きく関わっておこる病気の一つです。
偏った食事や脂っこい物ばかり好む、ビールやお酒などを飲みすぎるなど栄養バランスの悪い食生活をしていると痛風になりやすくなるため、健康を気にする必要があります。
また、この年代は働き盛りで責任が増す年代ということもあり、メンタルがやられてしまいうつ病などの「心の病」になる人も増えます。
日ごろから自分の趣味を見つけてストレスを発散したり、気分を紛らわせることが大切です。
自分はまだまだ若いと思うのは自由ですが、体は正直のためきちんと健康診断を受けるなどして、今後の人生の為に健康を意識することが大切です。